スマホアプリによる
花粉症の研究における
患者・市民参画(PPI)に
ご協力いただける方の募集

患者市民参画イメージ

患者・市民参画(PPI*¹)の目的

本研究では、患者・市民の意見を取り入れながら*²、花粉症の多様な症状の見える化と重症化因子の解明を行い、将来の予防医療を目指すための基盤となる研究を行います。

*¹PPIはPatient and Public Involvementの略称です。

*²研究へ参加いただくことと、患者・市民参画の活動に協力いただくことは、異なります(下図参照)。

※下記のボタンをクリックすると外部サイト(日本医療研究開発機構のサイト)へ移動します。

PPI説明患者市民参画ガイドブックhttps://www.amed.go.jp/content/000047443.pdf
出典:日本医療研究開発機構 『患者・市民参画(PPI)ガイドブック~患者と研究者の協働を目指す第一歩として~』

研究の背景

花粉症は日本で約3,000万人が罹患するアレルギー疾患であり、花粉症を発症すると、アレルギー性結膜炎やアレルギー性鼻炎などを起こし、人生の長期に渡り生活の質を低下させます。花粉症は、多種にわたる花粉やPM2.5といった大気汚染物質などの外的因子、食事・喫煙・運動などの生活習慣、家族歴・年齢などの宿主因子などが関連して花粉症の発症や経過に影響を与えます。さらに花粉症の自覚症状は多様であるとともに、発症年齢、経過、重症度、治療への効果、予後などさまざまです。この特性を理解し、個々人に応じた最適な医療を行うためには、個々人の花粉症の自覚症状をモニタリングすることによる多様性の理解や関連する生活習慣などの見える化により、個々人にとって最適化された花粉症に対する複合的な対策を効果的に提案する必要があります。

しかし、これら花粉症の発症要因は複合的なため、横断的な診療連携と個別化された加療が必要となります。花粉症を持つ人のQOLの維持向上には、個々人の自覚症状のモニタリングによる多様な自覚症状の見える化により、個々人にとって最適化された花粉症対策を提案する必要があります。

そのためには、患者・市民参画(PPI)を通じて多角的な意見を取り入れながら、花粉症に関する医療ビッグデータを収集する必要があります。スマートフォンアプリケーション(スマホアプリ)はより日常生活圏から花粉症の自覚症状やライフスタイル情報などの継続した個々人の医療ビッグデータの取得が可能です。そこで、本研究では、患者・市民のみなさまに、アプリユーザーや患者の視点からご意見をいただいて、それらを取り入れることによって、花粉症スマホアプリを用いて花粉症の自覚症状の見える化と重症化因子の解明を行い、花粉症の予防的・先制的医療の実用化を目指したエビデンスの創出を行います。

PPI説明患者市民参画ガイドブック
https://www.amed.go.jp/content/000047443.pdf
出典:日本医療研究開発機構 『患者・市民参画(PPI)ガイドブック~患者と研究者の協働を目指す第一歩として~』

先生説明イラスト

患者・市民のみなさんに
お願いしたいこと

花粉症の自覚症状や重症化因子は、個々人にとって様々であるため、患者・市民参画による多角的な視点を取り入れた花粉症研究が必要です。

本研究は、患者・市民参画による花粉症におけるアンメットメディカルニーズの探索や、研究者からの視点だけでなく、患者・市民としての経験に基づく知見を活用することを目的にしています。

具体的には、意見交換会(以下の「公募要綱」参照)を通じて、
・バージョンアップ前の花粉症アプリを見ていただき、使いづらい点やわかりづらい点がないか、評価する
・研究者が気付いていない医療のニーズを、患者の視点から教えてもらう
・研究対象者にとっての負担の程度などについて助言をしてもらう
・研究結果を公表・発信する上で、一般の人にわかりやすい文章になっているか確認する
・上で述べた活動に参加してみて、よかった点や今後改善してほしい点などを評価する
などについての研究協働のお願いを検討しています。

公募要綱

スマホアプリによる花粉症の研究における、患者・市民参画にご協力いただける方の募集

募集人数

10名

年齢

20歳以上

性別

性別問わず

花粉症の有無

ご本人またはご家族で花粉症をお持ちの方

遠隔参加の可否

遠隔会議をするために、Web会議に参加可能なパソコンなどの端末を所有している方
(例)Zoom(ビデオ会議)など

場所

順天堂大学医学部 (東京都文京区お茶の水)

実施期間(I期)内の開催予定

2020年1月13日〜2020年3月31日
月曜日17:00-19:00
金曜日17:00-19:00
*遠隔開催の場合もありなど、月1〜2回程度。
適時調整いたします。

車椅子用駐車場の有無

有 (事前連絡必要)

駐車場の有無

なし

多目的トイレ

あり

託児所

なし

謝礼金

1,000円/回 (そのほかに交通費実費負担)

患者が話すイメージ

応募について

下記内容をご確認の上、ご応募をお願いいたします。

A募集期間 第1次募集期間 2019年11月1日~2019年11月30日
第2次募集期間 2019年12月1日~2019年12月31日
※第3次以降の募集については、随時当ページにて告知します
B実施期間 2020年1月13日〜2020年3月31日
C応募方法 下記問い合わせ先に応募書類を添付の上
件名 「患者・市民参画希望」とE-mailをお送りください。
D選考方法 患者・市民としての多様な意見を聴取したいため、年齢、性別、花粉症に対する知識などを参考に書面で選考を行います。選定結果についてはE-mailで2020年1月6日(月曜日)〜1月10日(金曜日)の期間でご連絡いたします。また、選定後に、本研究における守秘義務の遵守に関する誓約書のご提出と、利益相反の申告をお願いいたします。
Eお問い合わせ先 Tel : 03-3813-3111
Email :ppi@juntendo.ac.jp
F担当者名 順天堂大学医学部眼科学教室
猪俣武範

研究開発

研究機関名

順天堂大学

研究グループの紹介

研究開発代表者

順天堂大学医学部眼科学講座 猪俣武範

研究開発分担者

順天堂大学医学部眼科学講座 海老原伸行

研究開発分担者

順天堂大学医学部耳鼻咽喉科学講座 中村真浩

研究開発分担者

東京大学 大学院工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 個別化保健医療講座 中村正裕 特任助教

研究開発分担者

東京大学 医科学研究所 公共政策研究分野 武藤香織 教授

研究開発分担者

筑波大学 医学部医療系 ヘルスサービスリサーチ分野 岩上将夫 助教

研究協力者

国際医療福祉大学 医学部 耳鼻咽喉科学 岡野光博 教授

当該プロジェクトの支援

このプロジェクトは日本医療研究開発機構(AMED)の課題番号【JP19ek0410063】の支援を受けています。